画像 十一月から始まった道警旭川方面本部の「道北・交通死亡事故抑止ファイナル作戦」前日の十月三十一日、本部駐車場で出動式が開かれた。

 道内の交通事故死者は八月十四日以降、全国ワースト1が続き、三年連続ワースト1返上と、七年連続死者数減少の達成が危ぶまれている。降雪期を控えて事故多発が懸念される中、ワースト1脱出を目指して開かれた。式には交通機動隊や高速道路警察隊、旭川中央・東両警察署の交通警察官四十人とパトカー、白バイ二十一台が参加した。

 渡辺政則本部長が整列した隊員を視閲したあと、「スピード違反、飲酒運転、シートベルト違反など、死亡事故に直結する違反の徹底取り締まりに加え、歩行者や自転車に対しても積極的に指導してほしい」と訓示。近藤敏春・交通機動隊長が「交通事故死者を出さないため全力で取り組みます」と宣言し、隊員らは車両に乗り込み一斉に出動した。