画像 ハロウィーンの十月三十一日、市立住吉保育園(北原昌明園長、住吉六ノ一)の年長組の園児二十四人が、ハロウィーンのかぼちゃ作りに挑戦した。

 ハロウィーンは、キリスト教で十一月一日に行われる聖人を讃える祭り「万聖節」の前夜祭。日本のお盆と同じように死者の霊が帰ってくるとされ、近年は日本でも知られてきた。大きなかぼちゃに目鼻をくり抜き、中にろうそくを入れて窓際に飾る風習で知られる。

 このハロウィーンかぼちゃ、緑化工事会社のグリーンテックス(佐藤一彦社長、東鷹栖東二ノ二)が、江丹別町嵐山で委託生産している飼料用のかぼちゃをPRしようと提供した。

 園児がかぼちゃにフェルトペンで目鼻や口を描き、グリーンテックスの小森和宏企画開発室長らスタッフが引回鋸(ひきまわしのこ)と呼ばれる細長いのこぎりを使って、へたの周囲に直径十センチほどの穴を開けてくり抜いた。そして子どもたちが中の種や繊維をスプーンやカップを使ってかき出し、最後に職員が子どもたちが描いた通りに目鼻口をくり抜くという、大人と子どもの共同作業で完成した。

 様々な表情のかぼちゃたちに、子どもたちも大喜び。北原園長は「昨年は職員が何個か作りましたが、きょうはみんなが参加出来て、子どもたちも喜んでいます」と話していた。