画像 市内永山在住の賀古(かこ)正勝さん(62)、知慈子さん(58)夫妻の「ステンドグラスで見る東海道五十三次の旅」が二十一日から二十五日まで、デザインギャラリーで開かれた=写真。

 会社経営に専念していた二人が一線を退いたのを機に、それまであまり縁がなかったカルチャーに挑戦しようと、先に知慈子さんが三年ほど前からステンドグラスを始めて正勝さんが続き、今回初の作品展を開いた。

 東海道五十三次は正勝さんの発案。作品は縦四十三センチ、横六十七センチのサイズに統一され、安藤広重の浮世絵をベースに起点の日本橋をはじめ、小田原、箱根などの風景を色鮮やかに表現。今回は五十三次のうち二十七宿を出展した。五十三次のほかにも、正勝さんが作ったカサゴや帆船、知慈子さんのランプシェード、知慈子さんが教えている生徒の作品も展示された。

 知慈子さんは「ステンドグラスで東海道五十三次を表現したのは私たちが初めてだと思います。札幌からわざわざ見に来てくれた方もいました」と話していた。