音威子府村全域を会場に七月一日から十五日まで、「環境・アートサミットからの提言」をテーマに「アジアプリントアドベンチャー08inおといねっぷ」が開催されます。

同村は総面積の八十六%が森林。北の大河天塩川が流れ、多くの動植物が生息する美しい自然の中で、「森と匠の村」を掲げる人口九百五十人の北海道で一番小さな自治体です。

その音威子府村の協力で日本を含むアジア地域で活躍する日本や韓国、タイ、イタリア、カナダなど四十四人の版画家、プリントアーティストの作品が展示されます。旭川からも藤井忠行さん、荒井善則さん、中谷有逸さん、橋本直樹さんらの作品が出展されます。

期間中には、「世界のアート環境」をテーマに公開シンポジウム(七月六日)や日舞による舞踏(十日)やチェロコンサート(十二日)など多くのイベントも企画されています。

音威子府村は旭川と稚内の中間地点で、旭川から車で約三時間の距離。問い合わせは同実行委員会事務局(TEL01656―5―3311)まで。