img全国の観光地などで盛んに行なわれている「ご当地検定」が旭川で実施されることになった。

六月三十日、道北経済センターで第一回の旭川大雪観光文化検定運営協議会(会長・柴原勝彦旭川商工会議所観光委員会委員長)が開かれ、「旭川大雪観光文化検定」に向けた作業がスタートした。

同協議会では検定実施のほか、検定にかかわる公式テキストブックの作成、講習会や受験対策セミナーの開催、検定定着に向けた仕組みづくりなどの事業に取り組むことにしている。

初年度は初級検定を実施する予定。公式テキスト編集会議(編集長・江口尚文旭川大学経済学部准教授)がテキストと試験問題の作成を担当。来年一月中旬にテキストを完成し、三月一日に検定を実施する計画だ。その間に受験対策セミナーも開く。

同協議会では、検定の実施によって旭川圏域を訪れる観光客リピーターを増やし、観光地としての意識の醸成や理解を深めると同時に、おもてなしの心を育み、観光都市旭川としての発展を図りたいとしている。