img身近な帰化植物について学ぶ環境展が、日本製紙旭川工場のリサイクルプラザ「紙遊館」(パルプ町一ノ四)で開かれている。

旭川帰化植物研究会代表の塩田惇さんによる展示。帰化植物とは外国から来た植物のことで、江戸時代末期から現代にかけて国内に入ってきて、野生化した草花を指す。

旭川には約二百二十種の帰化植物が入っており、今展では写真を中心にその植生を紹介している。公園など身近な場所で見られるムラサキツメクサや、トゲを持つ嫌われ者のアメリカオニアザミ、花粉症の原因のひとつで夏の雪捨て場で大群落を作るブタクサなどを写真付きで解説している。

八月三十一日まで。午前九時~午後五時。月曜休館。問い合わせは塩田さん(TEL23―8744)へ。

自分だけの植物図鑑を作る観察会

関連イベントとして「親子観察会と自分の植物図鑑づくり」を七月三十日と八月十九日の二回で行います。現在参加者を募集しています。

三十日午前九時半から、牛朱別川河畔で植物を観察し、デジカメで撮影します。八月十九日に各自がプリントを持ち寄り、植物名を確認してファイルに入れ、自分だけの植物図鑑を作ります。デジカメは貸し出しますが、使い慣れたものを持参しても構いません。

参加費は保険料として一人百円。親子十組を募集します。二回とも参加できることが条件です。申し込み、問い合わせは塩田さんへ。