img丸井今井旭川店(一ノ八)で三日、子どもたちを対象に、同店を表と裏の両方から知ってもらおうというイベント「まるい探検隊」が開かれた。

百十周年を迎える同店は、「地域密着」が今年のテーマ。子どもたちにもっと「丸井さん」を知ってもらい、親しみを深めてもらおうと企画した。

小学校一~三年生を対象に募集したところ、主催者側の予想を上回る二十五人が参加。丸井の概要説明や質問タイム、社員食堂での昼食、値札や広告作りといったバックヤードの仕事、POSレジ体験などを行った。

参加した子どもたちは午後二時ごろから各階の売場に立ち、販売の仕事を体験。一階の特設キャラクター縁日のコーナーでは、指導係の見本につづいて、「いらっしゃいませ、キャラクターすくいはいかがですか!」と元気良く声を出していた。

一階で指導係を務めた滝田敦収さん(35、子ども服担当)は「一階は往来が大変多いフロアですが、恥ずかしがらずに元気な声を出してくれました。ほほえましい姿に、お客様もにこやかに注目されていましたし、フロア全体も活気付いた様子でした。子どもたちも『すごく楽しかった』『将来は店員さんになってみたい』と言ってくれ、とても嬉しく思いました」と話していた。