img旭川明成高校(鹿野哲也校長)の姉妹校、オーストラリア・ビクトリア州立バララット高校の短期留学生十三人が十九日、明成高校を訪れ、生徒たちと交流を深めた。

明成高校は平成元年にバララット高校と姉妹校提携を結び、以来毎年交換留学生を通して交流を続けている。今年で二十年目。昨年は明成高校から二・三年生男女計十四人がバララット高校に留学した。

留学生らは体育館で歓迎を受けた後、さっそく生徒に交じって授業に参加。調理実習室で三年生の男女二十二人と一緒に石狩鍋などの料理づくりに挑戦した。

調理実習室では、包丁の使い方がうまくいかない留学生に、生徒らが手をとって丁寧に指導。お互いジェスチャーを交えながら会話を弾ませ、和気あいあいとした雰囲気で共同作業を楽しんでいた。

バララット高校三年のジェシカ・ワイズリーさん(16)は「初めて体験する料理ですが、とても楽しかった。旭川では文化的なことを沢山学んでいきたい」と話していた。

留学生らは二十六日まで同校の生徒らの家にホームステイし、市内の文化施設なども見学する予定。