旭川商工会議所は八月六日、創立九十周年を迎える。その記念事業として、『旭川ものづくり博覧会』を九月十一日から十三日までの三日間、旭川大雪アリーナで開催する。

「旭川には国内はもとより、海外にもよく名の知られた優秀な企業が多くあります。その企業が持つ優れた技術と独自性のある商品をより多くの市民や道北に住む人たちにアピールし、旭川の産業についての認知度を上げ、次代を担う世代の育成を目指すことを目的とした博覧会です」と開催の目的を説明する。

同展は会議所議員や各業種組合、関係団体で「旭川ものづくり博覧会実行委員会」(仮称)を組織して進める計画で、市内の産業界あげてのイベントとなる。

その内容は会場を「知」「恵」「匠」のコーナーにわけ、それぞれに鉄工・食品・印刷・家具・建設・情報・教育関係の分野に属する各組合や協会などから数社ずつ出店、計百五十店ほどになるという。期間中は、様々なイベントも随時開催される予定だ。