旭川大学が市民を対象に開講している生涯学習事業(AEL・アエル)の夏期公開セミナーが十八日、同大女子短期大学部で開かれます。

「ひとりでも『自宅で生きたい』―高齢者ケア支援のステージを求めて―」と題するセミナーは、講演とシンポジウムで構成されています。

午前十時から正午までは、同大保健福祉学部のレネ・ホレナー教授が「デンマークの視点で考える日本の高齢者ケア」と題して講演します。ホレナー教授は、コペンハーゲン市の行政官として二十四時間ホームケアの導入に携わった経歴があります。

午後一時からは、民間の高齢者施設や医療機関のスタッフによるシンポジウム「施設依存から在宅・地域のケアへ」。午後三時からは、北大大学院医学研究科の前沢政次教授が「プライマリヘルスケアからみる保健・福祉システム」と題して講演します。

申し込み、問い合わせは、同大庶務課の菅原さん(TEL48―3121)まで。