雪の塊観光客や地元の子どもたちに喜んでもらおうと、旭山動物園東門の向いにあるレストハウス「雪の村」の入口に大きな雪の塊が設置されている=写真。本格的な観光シーズンがスタートした十八日から約一カ月半の期間を予定している。

同施設を運営する旭川振興公社が一月に企画し、一袋に一立方メートルの雪が入る袋を百五十袋分用意した。雪は江丹別にある同社の施設で保管し、この日に備えた。雪の村は、すぐ前が東門駐車場で、来園した家族連れやカップルが立ち止まり、雪の感触を楽しんだ。

雪の村では今シーズン「こだわりの玉子かけご飯」がいちおしのメニュー。地元東旭川産の有機減農薬米と通常のものよりビタミンなど栄養価が高い卵を使用。醤油も有機丸大豆を使った専用のものを用意している。あつあつのご飯に卵二個が付いて三百五十円。

「雪」と「玉子かけご飯」、この夏の目玉になって欲しいとスタッフは期待している。