旭川商工会議所 創立90周年を迎え特別功労表彰旭川商工会議所の創立九十周年を祝う記念式典とパーティーが六日、高橋はるみ知事ら来賓、関係者約三百人が出席して旭川グランドホテルで開かれた。

同会議所は一九一九年(大正八年)八月六日、道内で四番目の「商業会議所」としてスタートした。挨拶に立った新谷龍一郎会頭は、困難を乗り越えてきた先人たちによるこれまでの歴史を紹介し、今後の課題について、「新商品やサービス、販路拡大のため農商工連携を進めなければならない。旭川観光振興のために始まった旭川大雪観光検定をきっかけとして、地域のおもてなしの心を育みたい。百年に一度といわれる経済不況下にあるが、中心市街地を再生し、活性化を図らなければならない。九十周年を記念してものづくり博覧会を開催し、旭川の技術・製品・産品などを全国に発信していきたい」と意気込みを語った。

この後、特別功労(故・山川久明元会頭ら二十三人)と永年勤続役員・議員(盛永孝之氏ら二十四人)、永年勤続職員(高花敏男氏ら十人)、永年継続企業経営(男山など千四百十四社)の各表彰がおこなわれた。

式典後の祝賀パーティーには同会議所と二〇〇六年に姉妹提携した韓国・水原商工會議所會長の禹鳳濟氏も出席し盛大におこなわれた。