今年一月二十日号から十週にわたり本紙で紹介した「往来葉書」の考案者で造形作家の小林重予さんと、小林さんの作品に詩を綴った鹿児島在住の詩人・岡田哲也さんの二人が二十五日午後二時から、こども冨貴堂(七条買物公園)でトークと朗読会を開く。

 三月に来旭した岡田さんが旭川を題材に書いた「雪明りのおやすみ」という作品が納められた詩集「わが山川草木」の出版記念と、往来葉書が日本郵政の逓信博物館(東京)の「年賀festa!」展(十一月十七日―十二月十三日)で紹介されるのを記念するもの。

 参加無料。当日は午後六時半から同店で交流会も開かれる(会費二千円)。問い合わせはこども冨貴堂(TEL 25―3169)、斉藤知子さん(090―7659―0997)へ。

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 小林重予さんの立体作品や、書籍、日記画を紹介する『「物語る庭」小林重予展』が北海道立文学館(札幌市中央区中島公園)で十一月八日まで開かれている。入場無料。