「年末商品展示商談会」が十四日、一印旭川魚卸売市場(流通団地一ノ三)で開かれた。年末商戦に向けて毎年この時期に開催しており、今年は「魅ておいしい 食べておいしい…」をテーマに、水産会社やメーカーなど約四十社が参加。マグロ、新巻鮭、カニ、エビ、筋子や数の子などの魚卵など約千五百品目の商品がせり場に並べられた。

 会場には市内をはじめ札幌や北見、稚内など道内各地から量販店や小売店などの担当者ら約二百五十人が来場し、展示品をじっくりと吟味した。各メーカーのブースでは営業担当者が熱心に商品説明、バイヤーたちと商談する姿が見られた。

 今年の価格について同社の須田正秀総務部長は「ほぼ例年通り、商品によっては昨年より若干下がっているものもある」と話している。