スポーツ吹矢はグラスファイバー製の筒で軽量のプラスチック製の矢を吹き、的に当った得点を競う競技。昨年十一月に社団法人日本スポーツ吹矢協会から正式に旭川大雪支部として認定されてから一年が過ぎ、一周年を記念した大会が十二日、神楽公民館で行われた=写真。

 この競技は年齢や性別を問わず手軽に楽しめ、集中力を高める訓練にもなる。また、腹式呼吸で大きく息を吸い一気に吐き出す独特の呼吸法が呼吸器疾患の予防や体内脂肪燃焼、高血圧や心筋梗塞などの予防にもつながると言われ、最近、競技者が徐々に増えている。

 旭川支部は週一回の例会を設け、公民館などを利用して吹矢を実施している。支部会員は現在三十八人。八十二歳の高齢者や幼稚園児など幅広い年齢層が所属する。

 この日参加した吹矢歴半年の武田クミ子さんは「メタボ対策のつもりで始めました。身体の中の悪いものを吐き出すつもりでやっています。真中を射抜いたときの爽快感は格別です」と話す。

 会費は月額五百円。入会希望者はスポーツ吹矢協会旭川大雪支部事務局(TEL31―7788)まで。