花びら入りバスフィズづくりとバラの手浴体験が十一日、旭川エスタ四階の旭川けんこう応援プラザで開かれ、女性十五人が参加した。

 下川町のNPO法人森の生活と、ガーランド・ツリー・フラワーズ(旭川市)が共同で企画した。

 森の生活の鎌田紗世さんの指導でおこなわれたのは、花びら入りのバスフィズづくり。バスフィズは風呂に入れる発泡入浴剤で、花びら入りのバスフィズは溶けていくに従い香りが広がって癒しの効果があるという。用意された材料をスプーンで計って混ぜ合わせ、花びらを入れてラップでくるむと簡単にできあがり。

 ガーランド・ツリー代表の粉川啓子さんは当麻産のバラを用意して、手浴法を指導した。温水にバラの花びらを散らすと良い香りが広がった。これに手を浸すと血行が良くなり、気持ちが落ち着くなどの効果があるという。会場にはバラを生産した坂本岳さんも顔を見せ、「みなさんに手浴の効用も広く知っていただきたい」と話していた。