現代詩の小熊秀雄賞を運営する市民実行委員会が二十日午後六時半から、ときわ市民ホール一〇一号室で、第四回の「小熊秀雄を『しゃべり捲くれ』講座」を開く。詩だけでなく、絵画や評論、童話など多くの作品を残した小熊の実像に迫ろうという連続講座。

 今回の講師は、同実行委員会の高田雍介事務局長。昨年七月、東京・池袋モンパルナスの会の玉井五一会長らと小熊が少年、青年時代を過ごしたサハリンを訪ねた旅を映像と解説で報告する。

 参加費は無料。テキストとして、同実行委員会が刊行した「小熊秀雄詩撰 星の光のように」を使う。問い合わせは同会事務局の高田さん(TEL61―2731)へ。