「TOKU with 金澤英明トリオ」のライブが二十一日午後八時から、ライブバー「A・エヴァンス」(三ノ五 前田ビル二階)で開かれる。

 TOKUは一九七三年(昭和四十八年)新潟県生まれで、日本唯一のヴォーカリスト&フリューゲルホーンプレーヤー。〇〇年(平成十二年)に「Everything she said」でアルバムデビュー。海外公演に積極的で、〇七年には北京、上海、パリ、ベルギーでライブを行った。平井堅、大黒摩季ら実力派アーティストのシングル・アルバム制作に参加するなど、J―POP界にジャズを注入する一翼を担っている。

 金澤英明は一九五四年(昭和二十九年)札幌市生まれのジャズ・ベーシスト。ジョージ大塚、阿川泰子、渡辺貞夫、ハーマン・フォスターなどのバンドを経て、現在は日野皓正グループのレギュラー・ベーシストを務めている。

 トリオはピアノ石井彰、ドラム石若駿で構成。「ベルベットヴォイス」と称されるTOKUの歌声が、豊かな経験に裏打ちされた金澤らの演奏とスウィングする、そんなライブになりそうだ。

 チケットは前売り四千円、当日四千五百円。飲み物代別途五百円。問い合わせはA・エヴァンス(TEL22―8777)へ。