多くの会社が仕事初めとなった五日、流通団地の市場で初競りが行われた。

 一印旭川魚卸売市場では、西川将人旭川市長をはじめ関係者ら約百名が参加して開場式が行なわれた。大廣泰久社長が「官民の相互理解を深め、一丸となってこの一年を乗り切りたい」と挨拶。全員で三本締めをして商売繁盛を祈願した。

 初競りでは餅や酒など縁起物を付けた「祝いかぎ」が一番から五番まで用意され、威勢の良い掛け声とともに競りがスタート。鯛や鮪など十八種の鮮魚がセットになった「一番かぎ」は十五万円で滝上町の小売店主が競り落とした。