国際ソロプチミストルンベル旭川(奈良信子会長)が四月十二日午後六時から、旭川グランドホテルで「チャリティディナーコンサート~春風の譜"うた">」を開きます。

 当日は、札幌交響楽団からコンサートマスターの大平まゆみさん(ヴァイオリン)、佐藤郁子さん(同)、文屋治実さん(チェロ)、物部憲一さん(ヴィオラ)が出演。ドボルザークの弦楽四重奏曲第十二番ヘ長調作品九十六「アメリカ」ほかを演奏します。

 またソロ・ハーピストの松浦朋美さんが、トゥルニエの「朝に」を演奏します。弦楽四重奏とハープによるヘンデルの「ハープ協奏曲」の演奏も予定しています。

 ルンベル旭川の奈良会長は、コンサート開催の趣旨について「今回の益金で、北欧文学翻訳家の菱木晃子さんの作品を購入し、市図書館と旭川育児院に贈ります。二歳くらいの子どもから大人まで、幅広く楽しめる本です。こうした活動をイメージさせるような、優しげな音色のコンサートになると思います。ぜひ気軽な気持ちで、クラシックを聴きに来てください」と話しています。

 チケットは一万円。問い合わせはクリエイト建装(TEL26―6474)へ。