市内東旭川の警察官駐在所(東旭川南一ノ三)が、二十四時間体制の交番になったのを記念する開所式が一日、同交番で行われた=写真。

 同駐在所は、一八九九年(明治三十二年)、東旭川巡査駐在所として設置されたのが始まり。これまで一人勤務の駐在所だったが、宅地造成による人口増や大型商業施設が進出したことなどから、地域の住民の要望もあり、三人の警察官が二十四時間交代で勤務する交番になった。東旭川地区の南、北、下兵村、そして豊岡の一部エリアを所管する。

 開所式には、東旭川中央地区市民委員会の井田友三会長はじめ町内会の役員ら二十三人が出席。

 旭川東警察署の村田英男署長が「動物園人気やアパート・マンションの増加、大型店の出店で、警察署の取り扱いが増えている。地域住民の安全と平穏を守るセンターとしての役割を果たしたい」と挨拶。交番に勤務する署員を代表して西代義仁巡査部長が決意表明し、玄関上に掲げられた表札の除幕式を行なって、交番の業務がスタートした。