旭山動物園に隣接する「三浦庭園」(東旭川町倉沼十一ノ十七)の池で睡蓮が満開の時期を迎えており、市民や観光客らが連日訪れている。

 約九千坪の敷地には、中心の大きな池を囲うように桜やリンゴなどの木々や草花が植えられ、季節ごとに様々な風景を見せてくれる。池の周りは遊歩道になっていて、今の時期は水面に広がる満開の睡蓮が見ごろだ。

 睡蓮は朝に花を咲かせると、水温が上昇する午後には閉じてしまう。花を鑑賞するには午前中に来園するほうがよい。また、園内にはオニヤンマやギンヤンマなど市街地では見られない昆虫も多くみられ、池には鯉やフナが泳いでいる。子どもたちには鯉の餌やりが大人気。

 旭山動物園正門手前の道路を右に入り、動物園の脇を進む道路の先にある。入園料は大人三百円、小・中学生は二百円。お茶とお菓子、鯉の餌が付いている。

 開園時間は午前九時半から午後四時まで。雨天休み。開園の有無や睡蓮の開花状況などの問い合わせは三浦さん(090―9439―1983)まで。