四条買物公園にある「まちなか交流館」二階に十月から、「まちこみゅ」がオープンした。この広場は、買物公園に学生たちの溜り場を提供しようと、市総合政策部まちづくり推進課が開設した。

 学生たちに魅力のある施設作りとして、話題の「iPad」や、若者に人気のあるマンガが二百五十冊置かれている。また、「マガジンクロス」と称される雑誌コーナーは、市民から提供された雑誌を気に入った人は持ち帰ることもできる。旭川家具組合が手がけた、可愛らしい本棚やイスもある。

 壁面には、あさひかわ新聞に掲載されたスポーツの写真が展示され(毎週第二、第四水曜日写真交換)、同級生たちの活躍を眺めることもできる。反対の壁には同広場のキャラクター「模造紙道(もぞうかみみち)」さんが模造紙を広げ、自由にメッセージやイラストを書き込むことができる。

 「この場所が、どういう場所になっていくかは利用者が作っていくものだと思っています。まずはお立ち寄り下さい」とまちづくり推進課の内田和博さん(41)。

 開館時間は午前十時から午後八時まで。年末年始休み。まちこみゅではカメラを使ってネットに中継もしている。動画配信「ユーストリーム」のアドレスは( http://www.ustream.tv/channel/machicommu?lang=ja_JP )。

 来場した学生には「模造さんメモ帳」がプレゼントされる。大人は、まちこみゅがウェブ上で公開する「ツイッターを見たよ」でメモ帳をもらえる。

 十四日午後一時半から同広場で「アルパカ牧場便り 剣淵のアルパカ・まちなか報告会」が開かれる。講師は、本紙に連載中の「アルパカ牧場日誌」の著者、ビバアルパカ牧場の小澤裕子さん。

 牧場がオープンから間もなく一年を迎える近況と、アルパカの魅力を話す。

 定員は二十人。入場無料。参加者全員にお土産付き。抽選で一人に年間パスポートが当たる特典もある。

 問い合わせは、まちなか交流館(TEL74―6618)の金丸さんか佐々木さんへ。