高砂台の旭川パークホテル(高砂台三)の展望レストランから望む風景を描く絵画教室が二十四日(日)午前十一時から、同ホテルで開かれる。市内で活躍するグラフィックデザイナーの小川健一さん=写真=が講師を務める。
小川さんは市内のデザイン会社昇夢虹(しょうむこう)(緑ヶ丘東一ノ三)に勤務するイラストレーター。絵を描くことがライフワークだと話す小川さんは、プライベートの時間でも必ず手帳サイズのスケッチブックを持参している。作品はサインペンで下書きし、水彩絵の具で色付けする。これまでに市内のギャラリーで数多くの個展を開いている。
絵画教室では旭川のパノラマ風景を参加者が分担して描く。出来上がった絵を横一列に並べ、一枚のパノラマ絵画に仕立てようという趣向。絵には全員のメッセージを添え、それをポスターにして東北大震災被災地の避難所に贈る計画だ。
「自分の住むまちを描くことで、このまちをもっと好きになってほしい。初心者、玄人、年齢もばらばらな人たちで一枚の絵を作り上げるなんて最高じゃないですか。私も一緒になって楽しむつもりです。みんなでお絵かきの時間を共有しましょう」と小川さん。
会費は三千五百円(ランチバイキング付き)で定員は三十人。筆やパレット、絵の具は各自持参(事前申込みで販売もします)。申込み、問い合わせは同ホテル(℡60―1010)まで。