北島吉光油彩展が十一日(土)から十九日(日)まで、ギャラリーきたじま(五ノ二十四)で開かれます。

 故・北島吉光氏は国内で初めて中小企業を集団化した木工団地を実現させ、現在の旭川家具の基礎を作った人として知られています。十代のころは、画家を目指して上京し、美術学校で絵画の勉強に打ち込みました。帰旭後、家具卸業を営む傍ら多くの油彩画を描き、現在約千点の作品を長男の浤さんが保管し、その一部を六年前から毎年展示しています。

 今回は「闘い」(一九五八年)や「文明都市の終り」(一九九八年)など十三点を展示します。

 ギャラリーの開館時間は午前十時~午後六時。休館日は十三日(月)。問い合わせは、ギャラリーきたじま(℡31―0182)か、北島さん宅(℡62―0694)まで。