極東警備保障(長谷川美智子社長)が十九日、ロワジールホテル旭川で開いた創立三十周年記念式典で市に交通安全資器材を寄附した。

 一九八一年(昭和五十六年)創業の同社は総合警備部門と内外美装部門、福祉部門からなる企業で、旭川本社のほか帯広と小樽に営業所を持ち、従業員 は三百六十人を数える。長谷川社長は挨拶で「創業者が築き上げたこの会社を従業員と一体となり業務にまい進していきます」と話した。

 寄附した交通安全資器材は、光る蛍光塗料が施されたランドセルにぶら下げられるサイズのもので、来年度の新入学児童数の二千七百個。式典の席上で長谷川社長から西川将人旭川市長に目録が手渡され、長谷川社長に市長から感謝状が贈られた。

 西川市長は「交通安全の呼び掛けを私自身、毎年行っています。交通事故ゼロを目指し今後も力を注いでまいります」と挨拶した。