北海道サケ会議「サケを考える市民の夕べ」が五日(土)、花月会館(三ノ七)で開かれる。また、翌六日には、市内の忠別川や深川の旧花園頭首工で遡上して来たサケや川を観察する「うおっちんぐ」や「探訪ツアー」も開かれる。

 北海道サケネットワークが主催し、大雪と石狩の自然を考える会が運営する。五日午後二時十五分から、小宮山英重・野生鮭研究所長が「野生のサケ・ その魅力を探る」と題して記念講演。同三時二十分からは、「石狩川・野生サケの回復の課題」をテーマに、シンポジウムが行われる。木村義一・北海道サーモ ン協会代表の基調提案を受けて、サケに関わる活動や研究を続けている五人がパネリストを務める。コーディネーターは、寺島一男・大雪と石狩の自然を守る会 代表。

 午後八時からは、同会館で「サケを語る交流会」。川村兼一・チカップニ・アイヌ文化保存会長のショートトーク「サケとアイヌ文化」などが予定されている。会費は四千円。問い合わせは、寺島さん(℡65―1940)まで。

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 「サケ遡上うぉっちんぐ」は六日(日)午前八時にJR旭川駅北口コンコースに集合。忠別川で自然産卵しているサケを観察する。参加無料。長靴、防寒ウェアなど温かな服装で。雨天中止。

 「サケと川探訪ツアー」は、午前九時十五分にJR旭川駅エスタ前に集合。小型バスで忠別川・ポン川合流点、神居古潭、旧花園頭首工魚道などを訪ねる。

 定員は三十人。参加費二千五百円。昼食、雨具など各自考えて。午後二時に帰着予定。申し込みは、渡辺さん(℡61―3355)へ。