市民実行委員会が主催する連続企画「小熊秀雄を『しゃべり捲くれ』講座が二十八日(水)午後六時半から、ときわ市民ホール一〇一号室で開かれます。

 十五回目の講師は、旭川高専教授の石本裕之さん。「小熊秀雄と小熊秀雄賞の一面」と題して“しゃべりまくり”ます。

 石本さんは、一九五八年(昭和三十三年)、札幌市生まれ。北大文学部、同大学院を経て、現職。専攻は中国哲学で、「荘子の中の孔子」(響文社)、「宮沢賢治 イーハトーブ札幌駅」(同)などの著書があります。

 〇八年の第四十一回小熊秀雄賞から、選考委員を務める石本さんが、あまり知られていない小熊の短歌の作品を鑑賞し、自らが関わった選考会のエピソードなどを紹介します。

 参加費は三百円。テキストとして、市民実行委員会が編集・刊行した「小熊秀雄詩撰 星の光のように」を使います。 問い合わせは事務局の高田(TEL61―2731)まで。