市内東光十五ノ五に「あーとぎゃらりー白炎庵」を開いた小林白炎さん(42)が、墨で描いた絵と詩の自作を、詩集と日めくりカレンダーの形で発表している。
小林さんは美深町生まれ。名寄高校を卒業後、郵便局に勤務し、得意の絵と書道を活かして地域の子どもたちに絵画を教えるなどの活動をしてきた。今年一月、南富良野の幾寅郵便局を退職。かつて旭川の神居郵便局や末広五条に勤務した縁から旭川にギャラリーを開き、今後の活動を絵と詩に絞った。知的障がい者や要介護者に指導するほか、墨絵の日本画も手掛けている。
自作をインターネットで発表していたが、好評を得たことに押され、詩集「心のこだま」として発表した。「道内を転々としつつ作り上げた作品」だという。また詩集の掲載作品も収めた日めくりもあわせて制作した。詩集は千三百円、日めくりは千円(税別)で市内のTSUTAYAで販売している。
ギャラリーでは、小林さんの作品を展示している。入場無料。月曜と水曜の午前十時~午後五時に見ることが出来る。
問い合わせは小林さん(090―9752―2220)へ。