今年三月、駅前ビル一階(宮下通七)にオープンしたアトリエあづま家が好評だ。
同店は川端町や当麻などで営業していたが、「駅前にあったら」というお客からの要望で、販売だけでなく「アトリエ」という形態で今年三月にオープンした。
タンスに眠っている着物をコートやベスト、バッグなど、素材や柄、大きさに応じたリメイクを提案する。いつでも相談可能とのこと。
オーナーの松本セイ子さん(65)は「親から貰った大切な着物を『どうすれば』と思っている方はとても多いです。リメイクの精神は人の絆やつながり。丁寧に、長く使えるものを提案します」と話す。遠方に住んでいて、来店できない人は電話でも相談を受け付けている。
なお、黒大豆豆腐が食べられる当麻店「茶房あづま家」(当麻五ノ東二)は五人以上の予約で開店する。月に二日は展示や販売を行っており、次回八月十八日(土)、十九日(日)に「京都きもの展」を予定している。
金曜日から日曜日はお休み。問い合わせや相談は松本さん(090―9084―5159)まで。