東鷹栖の郷土史を研究している松田光春さん(74)の講演会が八月三十日(木)午後六時から、東鷹栖公民館(東鷹栖四ノ三)で行われます。同館の主催する市民講座の一環です。
演題は「東鷹栖出征兵士の従軍録」です。一九三七年(昭和十二年)七月七日の盧溝橋事件を発端として起こった支那事変で北支(現在の中国北部)に従軍した故・森山正孝さんの記録をもとに講演します。
東鷹栖から戦地に赴いた森山さんは、ほぼ一年に及ぶ「陣中日誌」を付けていました。またカメラマンの役割も担い、大量の写真を残しています。松田さんは今年五月、これらの資料を中心に編纂した冊子を上梓しています。
当日は森山さんの子息・茂久さん(77)も、資料を保管していた立場から話す予定です。
聴講無料。申し込みも不要です。当日直接会場に来てください。問い合わせは東鷹栖公民館(TEL57―2622)へ。