小熊秀雄を「しゃべり捲くれ」講座が九月二十六日(水)午後六時半から、ときわ市民ホール一〇一号室で開かれます。十七回目となる講座の講師は、小熊秀雄賞市民実行委員会の運営委員の一人、石川郁夫さん。「『長長秋夜』を読む」と題して話します。

 石川さんは、一九三七年(昭和十二年)、礼文島生まれ。教員を務める傍ら、小説や評論を発表し、多くの同人誌に参加するなど文学の活動を続けてきました。著書に「旭川小説百年史」「地平を抱く」「魚吉の裁判」「非在の時」などがあります。

 石川さんは「『長長秋夜』を読みながら、小熊の創り出した長編叙事詩の魅力と、併せて小熊の時代と人間に対する思いを、参加されたみなさんと一緒に考え、しゃべり合いたいと思います」と話しています。

 参加費は会員三百円、一般五百円。当日は詩を読み合います。テキスト「小熊秀雄詩撰 星の光りのように」(こども冨貴堂で販売中)を持参してください。

 問い合わせは事務局の高田さん(TEL61―2731)まで。