スマートフォンとはどんなものか知るためのセミナーが十三日、フィール旭川内の旭川消費者協会で行われた。同協会の主催。

 講師は、ドコモショップ旭川店(二ノ八)の種田晴仁さん。

 種田さんは「従来の携帯電話でインターネットを閲覧するには、携帯用に作られたページしか見ることが出来ませんでした。しかしスマートフォンではパソコンと同様に見られます。機種によってはワード、エクセル、パワーポイントも使えます」などと解説した。また全てのスマートフォンに自らの地理的位置を知るGPS機能が付いており、地図の利用が便利であるとも説明した。

 料金コースの説明では、ドコモの場合、インターネットに接続し放題、無料通話分千五十円込みで月額五千七百五十五円のコースを約九割のユーザーが選択していると話した。

 セミナーの終わりに旭川消費者協会の職員が「今日はスマートフォンをすすめるためのセミナーではない。どんなものか知ってもらうために開催した。“電話も出来るパソコン”というべき機能の機器が、本当に自分に必要なのか、出先でも最新の情報が必要なのか、よく見極めてほしい」と話していた。