旭川出身で札幌在住のマンガ家、ミカミ・イズミさんのデビュー作「ワラビモ」を紹介するギャラリーが九月二十二日から十月八日まで、一条買物公園のエクス一階で開かれた。期間中には、ミカミさんのサイン会も開かれた。

 ワラビモは二〇一〇年の宝島社の第一回「このマンガがすごい!」大賞で編集者ゾッコン賞を受賞した作品。

 会場には、自費出版した一巻から七巻までの表紙原画を含め、約八十点が展示された。撮影用に顔の部分を切り抜いたワラビモのパネルや自作のキャラクターグッズなども。

 サイン会では、ワラビモの本を購入した人と、エクスの創業祭の抽選会でワラビモ賞に当選した人に、ミカミさんの描き下ろしのマンガがプレゼントされた。

 ミカミさんは「準備が大変でしたが、サイン会には大勢の人たちに来ていただいて、ワラビモを読んでもらっていることを実感しました」と笑顔で話していた。