永山中学二年の生徒二人が十一日、廣野組(中谷登社長)で職場体験学習をおこなった。同社は六年前から同校生徒の体験学習を受け入れていて、これまで二十人が学んでいる。

 橋本享宣君(14)と松田優大君(14)は、中谷社長に「お忙しいところ、職場体験学習をさせていただきありがとうございます。土木・建築の仕事がどんなものか勉強していきます」とハッキリとした口調で挨拶。

 中谷社長は「土木と建設という仕事は人間が生活する上でなくてはならない仕事です。これから二人は学校を卒業後、社会に出ることになりますが、たくさんのことを見て、聞いて、体験して、社会に役立つような自分なりの仕事の道を選んでください」と励ました。

 二人は、午前中は江丹別の下水道処理場を、午後からは旭山動物園で猛獣館のトイレ建設現場を見学した。

 また、十七日には附属旭川中の三人が職場体験学習に訪れた。