六日、七日に開催した、あさひかわ新聞杯争奪小堀千代蔵記念旭川少年野球チャンピオン大会で優勝した選手たちにラーメン山頭火のオーナー、畠中仁さん(61)がラーメンをプレゼントした。選手たちは二十八日、畠中さんが経営する「あさめし前田゛本舗」(三ノ八緑橋ビル)に招待され、ラーメンをごちそうになった。
かつて自身も野球少年だった畠中さんが子どもたちのためにと始め、今年で三年目。
練習前の午前十一時、Bクラス優勝の永山西クラブの選手十二人が来店。畠中オーナーから「替え玉が食べれないようじゃ来年は優勝できないぞ」とおかわりを勧められた。ラーメン三玉を平らげた山本滉貴くん(五年)は「来年もごちそうになれるよう練習に励みます」と笑顔だった。
午後に来店したAクラス優勝の永山中央野球少年団の選手十三人と監督らは練習後の来店とあって全員が腹ペコ。こちらも次々に替え玉のおかわりを注文して、ぺろりと平らげた。主将の伊藤竜晟くん(六年)は「とても美味しかったです。僕たち六年生にとってはチームの良い思い出になりました」と話した。