旭橋をテーマにした写真展「旭橋賛歌」が中央図書館(常磐公園)二階のミニギャラリーで開催中だ。

 今年は橋の架け替えから八十年の節目の年。図書館の担当者から「旭橋の写真展を開いてほしい」と依頼を受けたアマチュア写真家の若井正一さん(70)が、写真仲間の子安栄信さん(69)と本告勲さん(73)に声を掛け、三人展となった。一人六点ずつ、計十八作品を展示している。

 写真は、子安さんの作品「水たまり」。昨年の秋に石狩川が増水した際、新橋側から撮影した。フルサイズのデジタル一眼に広角レンズを付け、画角の上側が歪まないようカメラの垂直を保ちつつ、水面ギリギリにカメラを構えて撮った。雲と青い空を生かすため、主役の旭橋はアンダー気味に抑えた。「自然現象と被写体を組み合わせ、なるべく皆さんの気付かないようなアングルから撮ることを心がけています」と子安さん。

 二十九日(木)まで(月曜休館)。問い合わせは中央図書館(TEL22―4174)へ。