唱歌や童謡を中心に全国で活動する歌手の西山琴恵さんが九日、旭川知新小学校(吉田顕康校長)でスクールコンサートを開き、全校生徒二百八人と約四十人の父兄や関係者が昔懐かしい唱歌に耳を傾けた。
次世代の子どもたちに古き良き日本を伝えようと旭川プロバスクラブ(淤見武信会長)が主催し、「雪の降る街を」音楽祭実行委員会の協力を得て実現した。
中田喜直作の唱歌を中心に旭川出身のピアニスト菅原奈津子さんの伴奏で全十八曲を披露した。「めだかのがっこう」や「あかとんぼ」が流れると子どもたちは一人二人と歌いはじめ、最後は大勢での合唱となった。