常磐公園内にある道立旭川美術館が今年で開館三十周年を迎え十六日、記念の式典が開かれた。
一九八二年(昭和五十七年)のオープン以来、道北出身の作家や、木のまち旭川にちなんだ木による造形作品の収蔵、二つの展示室で国内外の美術品をさまざまなテーマで展示する特別展を企画開催してきた。また、子どもや親子で参加するワークショップ、学校現場との連携など、地域に根ざした活動を続けている。
式典で菅沼肇館長は「これからも地域に愛され、地域に開けた美術館を目指します」と述べた。
その後、同日から始まった同館収蔵展「天と地と人と道北の美術コレクション選」の開会セレモニーがおこなわれ、式典出席者らが観覧した。同展は来年一月十四日まで。