第四回全国理容美容学生技術大会(十一月十八日・千葉県)で旭川理容美容専門学校二年のさん(19・男性)が優秀賞を受賞した。

 全国各地区の予選を勝ち抜いた約五百人の学生がカットやワインディングなどで技術を競った。北海道からは三十五人(うち十人が旭川)が出場し二種目で三人が入賞した。畠澤さんは理容部門ネイルアートで出場し、金、銀、銅に次ぐ優秀賞を受賞した。

 「ときめき」をテーマに四十分間で五本の爪に絵を描くネイルアート競技は技術プラス発想力が求められる。ゆがんだ時計や不思議な植物の絵の構図にグラデーションを巧みに使った色合いが高く評価された。

 「全国に出るぞと意気込んだ全道予選にくらべ、とてもリラックスした気分で臨めました。あとになって受賞の実感が沸いてきました」と笑顔で話した。