小学生を対象にお金の大切さを学ぶ「キッズアカデミー」が十日、旭川信用金庫本店(四ノ八)で開かれた。
子どもたちにお金の大切さや金融機関の役割について興味や関心を持ってもらおうと旭川信金が年二回開いている。参加したのは小学五、六年の二十六人で、スライドやクイズ、ゲームを通じて金融機関について学んだ。
四チームに分かれての札勘ゲームでは練習用一万円札を慣れない手つきで数え、正確さを競った。金庫内の見学会では普段見ることが出来ない金庫室や理事長室などを見学した。最後は本物の一億円が登場し、その重さを体感した。
同金庫地域振興部の工藤雄司さんは「楽しく学んでもらおうと工夫してきました。『楽しかった』と言ってもらえて何よりです」と話した。