「大雪山を世界遺産に」とアピールする第十四回大雪山フォーラムが二十三日(土)午後一時半から、旭川勤労者福祉会館(六ノ四)で開かれます。

 大雪と石狩の自然を守る会(寺島一男代表)の創立四十周年を記念するイベントの一つ。大雪山の魅力と価値を学びながら、生物多様性や「大地の遺産」の視点から大雪山の森林や自然を考えます。

 午後一時五十分から、北大名誉教授で動物生態学が専門の石城謙吉さんが、「森は生物多様性の拠点」と題して記念講演をおこないます。

 休憩をはさんで、公益財団法人自然保護助成基金の主任研究員、目代邦康さんによる「大地の遺産としての大雪山」と題する基調講演です。目代さんは一九七一年、神奈川県生まれ。地形学や自然地理学の研究者です。

 会場の参加者と講師による意見交換の時間もあります。参加費は、五百円。

 また、午後六時から、講師を囲んで交流会を開きます。会場は、天金本店(三ノ七)。参加費は、三千五百円です。

 問い合わせは、寺島さん(TEL65―1940)、または渡辺さん(TEL61―3355)へ。