旭川市民農業大学の発表会が十七日、花菜里ランドで行われた。
市民農業大学は、旭川市民の農業への関心と理解を深めることを目的に、市農政部などが主催する事業。参加者は市内の農業者から指導を受けながら、四季折々の農作業や農産物加工を体験する。
今年度は四十九人の市民が参加した。九つのグループに分かれ、それぞれの研修先の農家で米や野菜作りを体験した。
神居古潭でアイガモ農法による米作りを実践している野良処てくてく(浅野晃彦代表)で米と野菜づくりを体験した五人は、収穫した水稲を自宅の洗濯物干しではさがけしてみた体験などを発表した。「隣の家の人から『あれ何?』と不思議がられました」「手で脱穀して、一粒ずつりしました。もったいなくてまだ食べていません」などと話していた。
新年度の参加者を募集中
旭川市民農業大学では現在、新年度の参加者を募集しています。
四十人程度を募集します。年間を通じて参加できる旭川市民で、農家と講座会場まで独力で通えることが条件です。
農業者から指導を受けながら、春の田畑の準備から秋の収穫まで、農作業を体験します。四月~十月まで月一回(日曜日)ずつ行います。その他にも以下の行事があります。▽入学式(三月二十四日)▽バスでの見学ツアー(七月七日)▽食べマルシェに出展(開催日未定)▽農村文化講座で餅つき・藁細工を体験(十一月十七日)▽収穫祭(十二月八日)▽農産加工実習で豆腐づくり(一月十九日)▽体験発表会(二月十六日)▽修了式(三月三十日)
参加料は九千円(別途研修先での食事代がかかる可能性あり)。資料請求は、電話で事務局(市農政部農政課、25―7417)、または市民農業大学のHPからダウンロード出来ます。公民館・支所でも入手可能です。
三月五日までに応募用紙必着のこと。問い合わせは事務局へ。