「小熊秀雄を『しゃべり捲くれ』」講座が二十七日(水)午後六時半から、ときわ市民ホール一〇一号室で開かれます。
旭川ゆかりの詩人、小熊秀雄(1901~40)の作品や人となりをもっと市民に知ってもらおうと、小熊秀雄賞市民実行委員会が定期的に開催している企画です。
十九回目となる今回の講師は、元高校教師の金倉義慧さん。「遥かなる屯田兵」「旭川・アイヌ民族の近代史」などの著書がある、郷土史の研究者です。
金倉さんは現在、「小熊秀雄と今野大力―北海道・旭川より」を執筆中です。今野大力は小熊と同じく常磐公園に詩碑を建立されている旭川ゆかりの詩人です。金倉さんが「小熊秀雄と今野大力の旭川時代」と題して、史料を駆使しながら今からほぼ一世紀前の旭川の文学界に踏み込みます。
参加費は五百円(会員は三百円)。実行委員会が編集発行した「小熊秀雄詩撰 星の光のように」をテキストとして使います。こども冨貴堂(七条買物公園)で扱っています。