山田流箏曲温習会が五月三日(金)午後一時から、旭川市民文化会館小ホールで行われます。

 松美会の主催。毎年開かれる箏の演奏会で、今年で六十五回目です。前代表の河野美世勢さんが三年前に他界し、その後は山内美史勢さんが代表を引き継いでいます。山内さんは「力不足を感じながらも、戦後まもなくから続く歴史ある演奏会を継続しようと努力しています」と話しています。

 筝の山田流は、丸い爪で奏で、唄をともなう曲が多いのが特徴です。当日は「八千代獅子」「里の暁」「五段砧」「松づくし」「岡康砧」などの十曲を二十人ほどのメンバーで演奏します。

 入場無料。問い合わせは山内美史勢さん(TEL33―9810)へ。