旭山動物園東門正面の「レストハウス雪の村」が二十七日、動物園の夏期開園に合わせてオープンした=写真。今年も冬の間保管していた天然雪を七月中旬から展示するイベントを計画している。
メイン施設となる旧旭山スキー場ロッジの周辺には季節ごとの花を飾り、来園者を出迎える。食事のほか、トイレ、休憩所、旭山動物園グッズコーナーもある。また、開放的なテラス席も用意している。
人気の食事メニューは道産の豚肉と、地場産米を使った「ぶた丼」(五百五十円)。ボリューム満点だ。そのほか「こだわりの玉子かけごはん」(三百五十円)、ピリ辛の和寒ジンギスカン(野菜付き八百円)、奥深い味わいの「みそラーメン」(五百円)など豊富だ。
展示する天然雪は、江丹別の雪を冬の間にプラスティック製の袋に入れ、地中に埋めて保存している。雪がなくなるまで毎日展示する予定だ。
十一月三日までの午前十時から午後四時まで営業する。問い合わせは、レストハウス雪の村(TEL36―1941)まで。