常磐公園の改修事業で堤防の樹木伐採に反対する市民グループ、常磐公園の自然を考えるなかま(平田一三代表)が市民集会「危うし!常磐の森」を三十日午後六時半から、ときわ市民ホール(五ノ四)で開きます。

 改修事業のうちの堤防部分につい審議していた河川空間検討懇談会(座長・北島浤北海道東海大名誉教授)が五月八日の会議で、堤防を緩斜面化し、そこに生育している樹木百二十七株を伐採するという市の計画をほぼ認める結論を出しています。

 市民グループのメンバーは「改修問題では市民から寄せられたパブリックコメント三百二十六通のうち賛成は十一通だけで、ほどんどが市の改修に反対しています。六月上旬には旭川市長が最終結論を下すことになっています。集会では『常磐の森』を残す手立てをみなさんと一緒に考え、市に届けましょう」と呼びかけています。