さんろく街のママさんや経営者を対象にした勉強会が二十一日、花月会館で開かれた。さんろく街活性化プロジェクト委員会(大野亜矢子会長)の主催。

 「おらが街の自慢話」と題して、三人の講師が講演した。第一部は、旭川大学経済学部の江口尚文教授が「買物公園の歴史・現状・課題」について話した。明治時代の名も無き通りから「師団通り」を経て、戦後は「平和通り」と名付けられた。先日亡くなった五十嵐広三市長時代に誕生した買物公園は、日本初の歩行者天国で全国の注目を集めたという歴史などを分かり易く解説した。

 第二部は「消費税増税対策」について、アサヒビール道北支店の高橋範久氏が、第三部は「生活衛生同業組合の活動」について同組合の小宮山健彦専務理事が講演した。約百人の参加者は時折メモを取りながら熱心に耳を傾けた。