神戸市で十一月に開かれる「第五回全国理容美容学生技術大会」に旭川理容美容専門学校(遠藤恵子校長)の学生十一人が出場する。

 八日に帯広で開催された北海道地区大会には全道から九校が参加、総勢百六十人が練習の成果を競った。

 種目はワインディング、ミディアムカット、チャレンジアートヘア、ネイルアートなど七種目で、科目ごとに三人から六人の優秀賞受賞者が全国大会へと進む。旭川理容美容専門学校は優秀賞十一人と敢闘賞五人の合わせて十六人が入賞。他校を圧倒する人数だった。

 全国大会に進むのは、理容部門の今冴人さん、大杉健将さん、鈴木琢将さん、佐藤衛さん。美容部門の本家千潮さん、高橋諒さん、中村莉穂さん、切田千尋さん、坂上夏穂さん、遠山美咲さん、金田華奈子さんの十一人で全員が二年生。

 理容部門ミディアムカットに出場する鈴木琢将さんは「この種目は理容師になるための国家試験科目です。不安や緊張もありますが、練習を重ねればきっと良い結果が得られると思います」。美容部門ネイルアートに出場する中村莉穂さんは「課題テーマの『ときめき』を日本の美を用いて表現しました。さらに完成度を高めていきます」と意気込みを語った。