道産の切り花を展示する「ほっかいどうの花いっぱい二〇一三」が二十日、二十一日にアッシュアトリウム(一条買物公園)で行われた。全道の花の生産者やJAなどで組織する北海道花き生産出荷推進会議と旭川生花市場の共催。

 今展が三十三回目。十八日と十九日に札幌で展示し、旭川に巡回した。毎回、最優秀の農林水産大臣賞を目指して、全道の生産者が花の出来映えを競う。今回は八十点の出展があり、二十三の生産者が入賞した。

 一本の枝からたくさんの花が咲くように改良されたもの、また一般的な種類よりも鮮やかな色に仕上げた花など、展示作品のいずれもが普段旭川では見られない珍しい花ばかり。会場を訪れた花好きたちが「どうやってこんなに見事に咲かせるのかしら」と感心した様子で見入る姿も。